セミナー開催

11月5日 朝来市山東生涯学習センターにて、「エンディングノートから始める終活」と
「遺言書入門」のセミナーの講師をさせていただきました。
20数名のお客様に来ていただき、遠方からお越しいただいたお客様もいらっしゃいました。
エンディングノートの必要性は、私の実体験からそう感じ、何度かセミナーをした折にお話させていただいております。
10年ほど前に私の母が、突然倒れ(それまでは軽い風邪をひいていたぐらい)、1週間後に亡くなってしまいました。母は脳死と判定されていて、回復は絶望的と言われました。その時、延命治療をするか、担当医に問われるのですが、母が延命を望んでいるのか分からず、家族と何度も話し合いました。家族の中で意見が割れ、(勿論、意識が回復してほしいのは全員同じ気持ち)担当医になんども、回復の見込みの確認をしました。(意識は戻ることはないとはっきり言われました)ただ、数日~数週間(多臓器不全のためはっきり断定できない)なら、延命治療することも言われました。
沢山のチューブ(多臓器不全のため)に繋がれている母を見ると、楽にさせてあげたいという思いが家族の中で一致し、延命治療を終えることとなりました。それから、悲しむ間もなく、直後に献体していただけないかとの相談を担当医から受けました。これには家族の意見が割れ、諸々の事情によりお断りしました。
こういった経験から、エンディングノートは是非書くことをおすすめしています。
エンディングノートには、延命治療の希望の有無や、献体の希望の有無など、記載できるからです。
私の母のように突然倒れ、言葉を発することなく入院するケースなどは多くはないと思いますが、もし、そうなったら、その時、本人の希望を家族は叶えてあげたいと思います。エンディングノートはいつでもどこでも気軽に書けます。残された家族が困らないためにも、是非、エンディングノートの活用をおすすめします。
セミナー修了後に、お客様の方から「私は延命治療についてや、その他の大事な事について健康保険証と一緒に挟んでいます」と教えていただきました。たしかに、病院にかかったら保険証は必ず探します。その時に、本人の希望など書いてあるのは大事なことです。ノートに書かなくても、最小限のことをメモに記載し、残しておく。大変参考になりました。
最後に、エンディングノートを書いていたら、その存在(ノートの置いてある場所)は必ず家族に伝えてください。

ちなみに次回は11月19日(金)10:00~11:30 朝来市山東学習センターで相続の基礎知識のセミナーを行います。予約制となっています。
お問い合わせ先:朝来市朝来生涯学習センター(担当 夜久(やく)様)
TEL:079-677-1165 
お近くにお住まいの方、是非ご参加ください。お待ちしています。